ボーイの仕事のひとつが女の子の教育です。新人の女の子やベテランの女の子まで、お店で働いている女の子をどんどん教育していかないといけません。
女の子の教育ってどうすればいいのか。今日は、女の子の教育について解説していきます。
甘やかすのは良くない。
まずは、基本的な話からですが、あなたはお店の従業員です。お店には沢山の女の子が働いているなかで、特定の女の子のわがままを聞いたりしてはいけません。ましてや、全ての女の子のわがままを聞いていたらお店は潰れてしまいます。
女の子から気に入られる為に、わがままを聞いてあげるのは良くないです。平等に評価するようにしましょう。
煽るのは、キャストではなく自分
『今日暇だから来店予定頑張ってー!』なんていきなりいってませんか?指名を呼べと言われて呼べるわけではないです。暇なときこそ自ら動いて面談や女の子の相談を率先して聞くようにしましょう。
女の子の相談を聞くことは女の子から信頼を得られるチャンスです。ただし相談を聞くにも注意が必要です。むやみやたらに女の子の話にアドバイスを送ってはいけません。
大切なのは[話を聞く事]です。『あーすればいい』など明確なアドバイスは女の子から嫌われる可能性があります。
『指名が呼べないよー!どうすればいいですか?』って聞かれてすぐに答えてはダメ!正確には、答えを引き出してあげてから答えてあげるのがいいです。
例えば『指名が呼べない!どうすればいい?』と比べて聞かれたなら『指名って呼ぶの難しいよね!○○ちゃんは、どうするのがいいと思う?』と聞き返してあげます。
まずは『私はいつもこうしてるけど‥』など自分の意見を引き出してあげるんです。そしたら、すかさず『それで、いいと思うよ!』といってあげて下さい。
女の子も自分で少しは考えてます。自分で考えてやってることを後押しすることでヤル気にも繋がります。この後にワンポイントアドバイスをしてあげるようにしましょう。
だらだら仕事の話はしないで、最後に一つアドバイスを手短に論理的に教えてあげるといいです。
答えは自分で決めて貰う。
アドバイスをするにしても、これをやってください!なんて、決めつけて教えてはいけません。例えば、連絡先を交換する事の重要性を説明するとします。
『○○がこうで、○○がこうだから、連絡先は交換した方がいいんだよ。』って話を区切るのではなく
『○○がこうで、○○がこうだから、連絡先って交換した方がいい気がしない?』って聞いてください。
ここで大切なのは、『連絡先は交換した方がいいね』と自分の言葉でいって貰うのがポイントです。
自分で決めない限り、人は動かない。
どんだけ正しいことを言っても、相手が正しいと思っていないと行動はしません。自分の中での正論をぶつけているだけにしかなりません。
なので、必ず女の子自身で何がいいか。何をしたいかを決めて貰うようにしましょう。『連絡先を交換しないとお客さんに営業できないじゃん!』なんて、いっても無意味です。口煩い奴と思われるだけです。
必ず最後は自分で決めて貰うようにしましょう。
ダメなことは、ダメと言える関係を作る。
どんだけ仲の良い女の子にも、ダメと言える人間関係を築かない限りマネジメントとは言いません。
フェアな関係を築けるように、意識しましょう。その為には、日々の女の子とのコミュニケーションが大切になります。どれだけのコミュニケーションを取ってどれだけ納得させたかが信頼を得る鍵です。
時には喧嘩もやむ無し?
どんだけ頑張っても、仕事上キャストとボーイでは溝が存在します。時には、衝突することもあると思いますが、そんな時はどうすればいいと思いますか?
自分のミスで衝突する場合は、素直に謝ること。女の子のわがままから来る衝突なら、論理的に1から10までキッチリ説明して論破するようにしましょう。ちょっと感じ悪い感じですかね?でも、ここで主導権を譲ってはいけません!
因みに、自分のミスで衝突するなら、女の子の感情に訴えかける謝り方が大切!
例えば『今日は僕のミスでお客さんを怒らしちゃってごめんね』ではなく、『いつも○○ちゃんに頑張って貰ってるのに、今日は僕のミスでお客さんを怒らしちゃってごめんね』と、相手の気持ちに訴えかけるような言い方をしましょう。
変なプライドは捨ててプロとして、潔く謝りましょう。
最後に
キャストはわがままな生き物です。暖かい目で見てあげましょう。決して同じ土俵で会話をしてはいけません。どんなにわがままな女の子でも、冷静に話を聞いてあげれば落とし所が必ずしもあるものです。
まずは、話を聞くことから始めましょうね。